| インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話 |
バリの何それ?! 第9話 2002.02.07発行 |
| 消えた1千万円 〜物価天国!金利天国!〜 |
しかし、それはあくまでも買い物目的の旅行者や、夏休みはバリの別荘
で過ごそうなんていうお金持ちに当てはまる言葉であろう。バリの普通の
家庭に生まれ育ち、そこで働き(特別な職業ではなく)、日本円にして
1ヶ月1万円にも満たない給料で生活しているバリ人にとっては、
バリが物価天国だなんてとんでもない話。これがフツウなのだ。
では、観光客やバリで商売をする外国人にとっては、
この物価天国はイイコトなのだろうか?
旅行ガイドブックに載っている高級ホテルや、有名レストラン&カフェの
料金表には「+税金21%」とある。バリ島を出る際、外国人にかかる
出国税は、ここ数年で倍々ゲームのごとく値上がりしている。
2002年からは、バリでビジネスをしている外国人の一部にかかる売り上げ
税が、これまでの10%に加え、20%も割り増し徴収されることになった。
とれるトコからとっておこうというインドネシア政府の気持ちがよーく分かる。
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ちなみに…
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「久しぶりに記帳したら、すっごいたくさん利子がついてたよー!」
「こないだ新規に口座開設したら、バイクが当たっちゃってサー!」
●バリ島は金利天国●である。
今時、日本の銀行で100万円預けたとして、一体いくらの利息がつくだろうか。
インドネシアの銀行では、ここ数年・数ヶ月かなり落ち込んできているとはいえ、
年間の金利は13〜18%(2002年2月現在。銀行、預金の種類によって多少異なる)。
100万円預金したとして、口座維持費・管理費・税金などを引かれても、1ヶ月に
1万円以上の利息がつく。1年間にすると、13,4万円もつく計算になる。
しかし、銀行にポンッと、100万も200万も預けることのできるバリ人が何人いる
だろう?おそらく一般のバリ人には「銀行・預金・利息…」なんて無縁の話。
バリが金利天国だなんて考えもしないだろう。
では、ポンッと預けられる人間にとっては、この金利天国はイイコトなのだろう
か?…確かにイイ。利息はね。ルピアが下落しないって保証があるなら…。
happyは知っている。スハルト政権が崩そうで崩れなくて、結局崩れた数年前。
インドネシア国内で混乱が起こり、町中は連日連夜の暴動騒ぎ。
ルピアが急速に下落し、国は経済危機に陥った時、どさくさに紛れて、
友人の預金がすべてなくなってしまったことを…。
あのお金はどこへ消えたのだろう?国か、銀行か、インドネシア国外へか…?
「いくら預けてたの?」という私の問いかけに、友人は、「…1千万円…。」
(げっっ!!やりすぎ………。)
聞けば、年間金利が55%という時代から着々と貯めてきたという。その件以来、
未だにこの国が信用できず、10万円を預金するのにも躊躇する小心なhappyである。