| インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話 |
バリの何それ?! 第76話 2006.10.30発行 |
| 鳥好き民族・2 〜鳩に餌やりステイタス〜 |
後から聞いた話−−。ハトの帰巣本能というのものは、ある程度訓練しないと
発揮できないものらしい。だから、買ってすぐに飛ばしてしまうと、自分の家が
どこにあるのかも覚えていないのだから、帰れるはずがない。(当たり前だ…)
自分の家(鳩舎)を覚えさせる方法は、小屋の天井の内側と外側に“赤い布”を
結わえ付けておく。そして、3ヵ月間は小屋から出さないことだ。窮屈な鳩舎で、
3ヵ月間も過ごさせるのはハトにとって可哀想なことだが、この3ヵ月というのが
ポイントらしい。ハトは四六時中、天井の“赤い布”を目にするのだから、自然
に「赤い布=自分の家」と覚えてしまう。そして3ヵ月後、ハトを空に放っても、
屋根の外側についている“赤い布”を目印に帰ってくることができる。
では、前号の謎。ハトにとってのメリットとは…?
ハトに「自分の家」を覚えさせている3ヵ月間、餌は、バリ島の森や川にはない
“特別メニュー”を与え続けるのだという。この特別メニューの中身が何なのか
は、おっさんのオリジナルということで教えてもらえなかった。
もし教えてしまったら、happyが同じ餌を作って、それをエサに(まさに餌だな…)
おっさんの大事なハトを盗んでしまうかもしれない…というのだ。
(いやいや、そこまで私 ヒマじゃないし、鳩マニアでもないし…。)
そして、3ヵ月間“特別メニュー”を食べ続けたハトは、他の食べ物を
受け付けない体になってしまうという。だから、必ず鳩舎に戻ってくるのだ。
ハトにとってのメリットは、おっさんのオリジナルの“特別メニュー”であった。
他にも、おっさんは「ハトの豆知識」をいろいろ教えてくれた。
「実はハトは人間以上の色覚を持っているのだ」とか、「ハトのリーダーは群
れの中で様々な権限持っている」とか…。さすが●鳥好き民族●だ!!
日本で、いい大人の男が昼間っから公園のベンチに座って、ハトに餌をやって
いると、「あ、リストラサラリーマンだ!」なんて思われてしまいがちなのだが、
バリで、いい大人の男が昼間っから(…というより朝から晩まで)ハトに餌やっ
ていたり、空を飛ぶハトをぼーっと眺めていたり、道端でハトやニワトリをなで
なでしていたりすると、「金持ちは働かなくても鳥飼えてイイなー♪」ぐらいに
言われ、ハトに餌やりも一種のステイタスになってしまうから摩訶不思議。