ンドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話
バリの何それ?!   第75話   2006.09.30発行
鳥好き民族・1 〜ヒュ〜ゥルルル〜♪〜
 

今週もまた、鳥インフルエンザの感染者が確認され、インドネシアは今、世界
で最も速いペースで、鳥インフルエンザによる死者が増え続けているという。



鳥インフルエンザが初めて大きな問題としてメディアに取り上げられた2年前、
バリ島の一般家庭にも自主的に処分しようという御触れが出て、
近所の鳥という鳥の数が、一時、うーんと減ったことがあった。

しかし、喉元過ぎれば熱さを忘れる…である。どこから拾ってきたのか
(いや、買ってきたのか)、どこに隠していたのか、数ヶ月もしないうちに、
朝も夜中もコケコッコーが響き渡る、いつものバリ島に戻っていた。


 バリ人は本当に鳥好き民族であると思う。

 鶏肉料理も好きだが、ペットとしての“トリ”をかわいがる人がとても多い。
近所のおっさん
(名前は知らない…)も、そんな鳥好きの一人である。
ニワトリやアヒルやインコもたくさん飼っているが、とりわけての自慢はハトだ。

毎朝8時頃になると、鳩小屋から50〜60羽ハトを解き放つ。なかなかの壮観
ハトはリーダーを先頭にして、群れて大きな輪を描くように飛ぶ。それを眺めて
いるだけでも楽しいが、ハトたちは首に、竹でできた小さな風笛をつけている。
それが、ヒュ〜ゥルルルルルルル〜と音楽のようにハウリングするのが面白い。
そして、だいたい決まった時間に、おっさんの家に戻っていく。

「おぉ!happyもやってみたーい!!!」

おっさんのハトの♪ヒュ〜ゥルルル〜♪が羨ましくて、早速、鳥市場ハト
1羽買ってきた。
(1羽というところがセコい…)風笛は友人に作ってもらった。

ところが、はりきってハトを飛ばしてみたが、1羽だからなのか、の付け方
が悪かったからなのか、ヒュ〜ゥルルル〜は全く聞こえなかった
それどころかハトのヤツ、戻って来ないじゃないか!

バリ人の友人が言うには、「空は自由だし、山にはおいしいものがいっぱいあ
るし、何のメリットもないhappyの家にハトが戻ってくるわけない。」だそうだ。


ハトにとってのメリットって・・・?
あのおっさんにどんな秘密が・・・?





                      >>>【次回】へつづく>>>

  

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