ンドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話
バリの何それ?!   第67話   2005.11.22発行
ウブドのコス 〜迷惑な便乗値上げ〜
 

周知のとおり、世界各国の原油価格高騰している中、ついに先月、
インドネシアのガソリン価格どーんと上がった。前々から、上がるよ
上がるよ〜
と予告はあったものの、約2倍の値上がり率は異常である。

燃油価格が上がれば、当然、飛行機代・トラック輸送代・船便代…と、
happyの商売にも大いに悪影響が及ぶ。そしてとうとう、こんなところ
にまで?!
というところまで、ガソリン値上がりはやってきた―。

それは、happyが借りているウブドのコス(注1参照)代(家賃)である。

私は仕事で日本シンガラジャの往復が多く、
ウブドコスは殆ど使っていないにも関わらずだ。
(バリでは家賃に、電気・水道代が含まれていることが多い。1日最低3回は水浴びをするバリ人
…しかも大家族に比べれば、私の使う電気・水代など微々たるもの…のはず……。)

中部国際空港発の私が、日本からバリに来る度に、オーナーが大好物
の“広島名物もみじ饅頭”をわざわざ用意して献上しているにも関わらずだ。

「来年から家賃を今の2倍に値上げする。」とオーナーは言った。

2倍とは便乗値上げも甚だしい。happyが数日間、オーナーに新家賃の値切り
交渉をしている間に、向かいの棟に間借りしていた日本人の女の子は、
素直に荷物をまとめ、出て行ってしまった。それを知って、慌てふためくオーナー…。

住人に出て行ってもらっては困る。しかし、値上げはしたい。オーナーの慌て
ぶりを逆手にとって、「じゃあ、私も他のコスを探すわ…」と
(そんな気はさら
さらないのに…)happyも出て行く素振りを見せたら、オーナーはコロッと態度
を変え、下手に出た。「向こう1年分家賃前払いしてくれるならいいよ。」

よくよく話を聞くと、どうも闘鶏博打に負けて、奥さんにも言えない借金が積
もっているらしい。その穴埋めに手っ取り早い家賃値上げを思いついたようだ。

全く以て迷惑便乗値上げである…。

*注1…一般に「貸アパート」「貸部屋」のことだが、happyの借りているコスは、元々ロスメン(民宿)として使って
いた部屋なので、風呂・トイレはもちろん、ベッドやクローゼットなどの家具まで備わった便利な一軒家なのだ。

  

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