ンドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話
バリの何それ?!   第27話   2002.11.08発行
不浄の左手  〜うん○の手〜


happyは所詮日本人である。いつまでたってもバリの習慣に慣れ親しむことはできない。
最近特に窮屈だと感じることは、知人・友人の間で、タム(この場合 “客”或いは
“外国人”の意味)のうちは許されたことがだんだん許されなくなってきたことである。

 
ある日バリ人7〜8人と一緒にピザをとった。(バリにも宅配ピザ屋がある。)
特大サイズのピザがやってきて、真っ先に私が手を出したら、皆が「げっ!!」と
いう顔をした。私は「しまった!」と思ったがもう遅かった。普段からなるべく
左手は使わないよう心がけてはいたのだが、ついピザに夢中で忘れてしまった。

happyが“左手”でピザを掴んだ瞬間を見逃す者はいなかった
この場面を見てしまったからには、どんなにおいしいピザだろうが、お腹がすいて
いようが、バリ人は誰もそれを食べることはできない。「最悪〜!最低〜!
非難轟々の中、このピザはまるまるhappyの独り占めとなる。

バリでは不浄の左手と言われており、左手で食べ物
掴んだり、握手に差し出したりしてはいけないのだ。

では、左手は何に使うのか?というと、“おしりふき”と“自慰”にである。
私の知る限り、殆どのインドネシア人は、用を足した後トイレットペーパーを使
わない。右手に水桶を持ってその水をかけながら、左の手のひらでおしりをゴシ
ゴシ洗い流す。またインドネシア男性のアレに右曲がりが多いのは、左手で自慰
するからなのだそうだ。(これについては統計をとろうにもとれないので不明確)

 
なんだか自分ひとりがピザを黙々と食べているのは気まずいので、「みんなも
食べたら?」と、無駄とは思ったが一応勧めてみた。思っていた通り、答えは、
「happyのうん○の手で食べたピザなんてイヤだよ〜!」

「私はこの一角しか触ってないよ!」と言うと、「左手から邪悪なオーラが出
てた。」と言う。「私は日本人だから、うん○を手で拭かないよ!」と言うと、
そんな問題ではない。」と言う。「大の男が左手ごときでガタガタ言うな!」
と言ったら「宗教が違う…。」で返された。こうなったら私には何も言えない。

やはり私は、今後もバリの習慣に完全に慣れ親しむことはできないであろう。
バリの知人・友人と親しくなるにつれ、自分が
タム
(お客さん)扱いされなくなることに喜ぶべきか否か?
 
窮屈だと思うことが、自分がバリに近づいている証拠だという気もするが…。  
 

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