バリの何それ?!第82話2007.06.25発行

お金貸して〜そんなやつに金は貸さん〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

バリ島に住んでいなくても、バリで長期滞在したことがあったり、
インドネシア語やバリ語がある程度理解できるようになったりした人には、
こんな経験があるのではないだろうか?

現地友人あるいは知人から、●お金貸して●と言われたことが―。

happyの場合、友人,知人どころか、"ほとんど他人と呼ぶに値する現地の人"
から「お金貸して」と言われたことがある。逆に、仕事関係者やご近所さん、
仲のよい友人…のように、自分に近い位置にいる人からは、まず
そういう言葉を聞かない。…というより、「お金貸して」と言われた時点で、
そういう人とは縁を切るので、友人,知人ではなくなるのだ。

しかし、ビジネスとしての「お金貸して」は別である。

そういう場合、相手も私の性格をよく知ったもので、
「今度新しい商売を始める計画があるんだけど出資してくれない?」
という言い方をするのである。皆、"happyは面白そうな企画にはすぐ飛びつく"
ことを知っている。もちろん 貸すにあたって利子はしっかりいただくが、
銀行よりはう〜んと低金利のほぼ口約束的な出資である。
しかし、それで返済が滞ったことは一度もない。

 

ところで、先日、久々に、"ほとんど他人と呼ぶに値する現地の人"から
「お金貸してください」と言われた。

理由も最強である。「婚約者(日本人)の両親に挨拶するために、今度日本へ行く
ことになったのだが、日本入国のビザを取得するには、残高2千万ルピア以上の
銀行通帳のコピーを日本領事館へ提出しなければいけない」と言う。残高欄に
[20,000,000]と印字できさえすればいいので、借りるのはほんの一瞬だという。

ところが、彼が用意していた通帳を見ると、約2ヶ月前の残高に[50,000,000]
とある。「大金持ってるじゃなーい」と、ツッこんでその理由を聞いてみると、
2ヶ月前に、婚約者である彼女がバリに来て、日本領事館へのいわゆる
見せ金と航空券代として、その金額を入金してくれたと言うではないか!

・・・そして昨日、その通帳を持って領事館へ行ったら、
「2ヶ月前の印字では現在の所持金という証明にはならないので、
最近の日付けが入った通帳を持って再来するように」と言われたらしい。

・・・実は、通帳残高には[50,000,000]と記載されているが、この2ヶ月間ATM
で出金し続け、現在の本当の残高はほぼゼロだと言う…。日付けを印字するには
記帳しなければいけないのだが、記帳したら残高が[0]になってしまう…。
だから、記帳のためだけに2千万ルピアを一瞬借りて補填たいのだ・・・と。

 

航空チケットの代金を差し引いたとしても結構な大金である。
それをたったの2ヶ月で何に使ったのかは知らないが、そんなやつに金は貸さん!