バリの何それ?!第81話2007.05.29発行

土地売却後の大どんでん返し〜インドネシアなので〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

祈祷術ではなく、長年の経験と人の心理をついた話術で土地を高く売る方法を
教えてくれるバリアン。彼の言う通りに、まずは上半分の土地を売却し・・・。

前々号 【必ず値が上がる土地
         前 号 【土地を高く売る方法】からのつづき>>>

 

上半分(段々ライステラス斜面の高い方)を売って2ヶ月も
しないうちに、不動産屋から連絡が入った。例のフランス人が
「やっぱり下半分も欲しくなった」と言ってきたそうだ。

計画通り!

得てしてバリアンの言った通りになった。予定では、こちらが
「下の土地に家を建てるよ〜」と宣言してから、相手が慌てて
「売ってくれ」と言ってくるはずだったが、相手から先に話を切り
出されてしまったので、いまさら売り値をつり上げるのは気が引ける。

それに、時間をかけて土地を切り売りしていくより、スパッとまとめて売って
しまったほうがこちらも気もラクなので、商談はあっという間に進んでいった。

すべての田んぼを売っぱらってしまった私は、今後、おいしいご飯(米)
が食べられなくなってしまったが、結果、購入時よりも25%増しで
お金が戻ってきたのでちょっと嬉しい。

“日本人がバリ島で土地を持つのは危険”とよく聞くが、銀行の利子より
も、うーんと金利率がいいので土地売買はやめられない。多分、近いうち、
今回手に入ったこのお金で、私はまた新たな土地を買ってしまうだろう。
もちろん、そのときもまた、バリアンのお告げをよく聞いた上で…。

 

さて、下半分の土地も売却してから1ヶ月くらい経ったある日、不動産屋から
また連絡が来た。「あなた、あの土地、早めに売ってラッキーだったよ〜。
今月から、あの辺り一帯は建物建設禁止地区に指定されたんだよ〜」と。

バリ島(…だけでなくインドネシア全体)では、何の前触れもなしに、
新しい条例が行政から発動されることがよくある。
今回の建物建設禁止条例は、最近、ブレレン県は山を削りすぎているので、
将来、シンガラジャの貯水量が不足するのを懸念して出来たものらしい。

あの土地を購入した人にとっては、●土地売却後の大どんでん返し●である。
確か、山と街と海に沈む夕日が眺められるヴィラを建てたいと言っていた…。
家を建てられないどころか、そんな土地では地価も下がってしまうだろう。

まぁ、インドネシアなので、そんな条例もすぐに消滅するかもしれないが…。

 

お・し・ま・い。