バリの何それ?!第74話2006.08.03発行

バリ島の郵便事情〜運んでくるのが重たかったから〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

●バリ島の郵便事情●は悪い。

これまでの経験上、バリ島から日本への郵便物は95%の確率で届くが、
反対の日本からバリへの郵送となると、受け取り確率は40%未満である。
これはあくまでも私の勝手な想像だが、日本からバリへは100%
に近い確率で到着していると思う。問題は、バリの郵便局内で…、
あるいは、郵便配達員にあると思う。

以前、友人が日本から写真を同封した封書を送ってくれたことがあった。
届いたには届いたのだが、封が開けられた痕跡があり、中に入っているはず
の写真が一枚もなかった。手紙は入っているのに…。噂によると、国際便で
ちょっとでも膨らんでいる封書があると、現金が入っているのではないか…
と勘違いした局員がネコババしようと開封してしまうのだという。
(しかし、再度封をするのならナゼ写真も元に戻しておかないのか?!)

また、私は実際に、道路沿いの田んぼで泥くちゃになった手紙の束が
落ちているのを見つけたことがある。バリの友人にそのことを話したら、
「きっと、郵便配達員が仕事をサボりたくなって、ポイっとしたんじゃない?」
という答えが返ってきた。(日本でも過去にそんな話を聞いたことはあるが…。)

バリから日本に届くEMSはこんな感じ。

そんなある日、ちょっと厚めの封書が届いたことがあった。
EMS(国際スピード郵便物)でもないのに、ちゃんと届くなんて珍しいな〜と
思って、受け取ろうとしたら、例によって“ハンドリング代金”を要求された。

このハンドリング代の意味がいまだに理解できない。税金なのか
チップなのかは分からないのだが、とにかくこれを支払わないことには、
ブツは受け取れないのである。しかも、どう見てもその封書、重量は
せいぜい300gだろうという代物なのに、配達員は「運んでくるのが重た
かったから、5万ルピア払え。」と言う。ボッタくるにもほどがある…。

普段だったら、「じゃあ、要らないから捨てておいて!」と言うところなのだ
が、日本から(しかも妹から)だったので、重要な郵便物かもしれない…と思い、
ハンドリング代、言い値の5万ルピアを1万ルピアまで値切って受け取った。
(値切れるということは、税金の類ではないのだろうな…やっぱり。)

さて、開封してみたら・・・、あれ?シャワーキャップ???

膨らんだ封筒の中身は何のことはない。シャワーキャップっぽいものだった。
私のバリ島ライフには、まず必要のないものだ…。しかも“Hello Kitty”柄…。
しかし、妹の好意だ。ありがたく受け取っておこう。

後日分かったのだが、ソレはシャワーキャップではなく、皿やボウル
に被せ、くりかえし使える簡易ラップだった…。虫の多いバリ島で、
ご飯やおかずを衛生的に保管してね!という妹の優しい心遣いであった…。