バリの何それ?!第69話2005.01.25発行

続・オカマのジャワ人〜バリでの交友関係〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

夕暮れ時、クタの海岸通りで●オカマのジャワ人●マサコと偶然の再会――。
連れているのはイケメン男性。「その人誰?」とマサコに訊いたら・・・・・。

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「ふふ…。カッコいいでしょぉ〜。紹介して欲しい〜?」とニヤつくマサコ。
「え?マサコが私に男の子紹介してくれるの?!照れるなー。」と言ったら、
「バカねぇ〜。そんなワケないでしょ!アタシのカレなんだからぁ〜!」と、
その男性の腕を掴み、自分のほうへギュ〜っと引き寄せた。
気のせいか、彼の顔もギュ〜っと引きつっているように見える…。

あ、そういうオチなのね…。なんとなく想像はしてたけど……。

これまでも、マサコが「私のカレよ♪」と腕を組んでみせた男性はたくさん
いたが、皆、腕を掴まえられながらも、首を横に激しく振るのが常であったのに
対し、このイケメン君は否定しない。顔は引きつっているのだが否定はしない。

どこで知り合ったの?どのくらいつきあってるの?…マサコに聞きたいことが
山ほど脳内で渦巻く。それ以上に、イケメン君にも聞きたいことがいっぱい
出てくる。マサコが本当は男だって知ってる?マサコのどこが好きなの?
本当につきあってるの?ホントにいいの?マサコでいいの?オカマでいいの?

しかし、happyはオトナなので、そんな質問は自分の脳内だけに堰き止めて、
当たり障りのない会話で繋いだ。「そんなオシャレして、どこかへお出かけ?」
すると、マサコは嬉しそうに、「これから二人でディナーなのよ。」と言った。
続けて「happyもどこかへ行くところじゃなかったの?」ときかれ、ハッと思い
出した。そ、そうだ。私もこれからディナーの予定だったんだ。母と一緒に…。

母の1年ぶりのバリ観光旅行はこの日が最終日。クタの町をぶらぶらした後、
レストランへ行くのにタクシーを拾おうと大通りへ出たところ、マサコにばったり
再会したのだった。その母は…というと、さっきまで一緒に歩いていたのに、
かなーり距離を置いたところからこちらの様子を伺っている。

 

その後、レストランで夕食を食べながら、母が言った。
「お母さん、あなたのバリでの交友関係がとっても心配になってきたわ。」
母は、遠目からでもマサコを“オカマ”だと見破っていた。
いや、見破ったから遠くに離れたのか?!

私は、今後のマサコとイケメン君のハッテン関係が気になる…。