バリの何それ?!第61話2004.11.25発行

V・I・Pなヴィラ〜夜中のポチョンな出来事〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

バリ島で、お洒落でカワイイ高級リゾートといえば●ヴィラ●である。happyにとってヴィラなんて、
普段の地味な生活からは縁遠いものであったが、今回日本からあるVIPを迎えることになり、
バリの案内を任された私もその恩恵にあずかることとなった。バリ暦7年目にして初ヴィラである。

 

全10室ほどのそのヴィラは、人気観光地ウブドに位置しながらもメイン道路より
やや奥まった閑静な田んぼの中にあった。部屋は、東屋付き平屋と2階建ての
2種類があり、happyはライステラスが一望できる2階建てヴィラに泊ることになった。

ここは、ヴィラの宣伝文句によくある「ライステラスビュー」とは一味違う。
田んぼに面した2階の壁がほぼ全面ガラス張りなので、窓を開けずとも
ベッドでごろごろ横になりながら田園風景が楽しめる。窓ガラスがとても大きく
ピカピカに磨いてあるせいか、昼間、時々、ツバメが窓に向かって一直線に
バッチーンとぶつかってきたのには驚いた。田んぼのグリーン色が窓に映って、
ツバメに「空の続き…」と錯覚を起こさせるのであろう。

値段がいい分、眺めもいいし食事も美味しいし、サービスも至れり尽くせり。
まさに至福を感じるヴィラである。そして夜は、あぁ…、憧れのお姫様ベッド!
白い半透明のジョーゼットでできた「天蓋」がベッドの上に吊るされ、
そのカーテンの中で真っ白なシーツに包まれ眠ると、まさに気分はお姫様♪

「おやすみなさーい。」電気を消して暫くすると、「トッケー…トッケー…」
と大型トカゲの鳴く声が…。「チチチチチチ…」と小型トカゲの声も聞こえる。
天然バックミュージックかぁ〜と心地よく感じていたら、そのうち変な音が混じって
聞こえてきた。「トッケー…ポチョン!」「トッケー…ポチョン!!」

?!?!…「ポチョン」って何っっ?!

翌朝「ポチョン」の正体を探った。なんと、白い天蓋の上に点々と黒い物体。
よく見ると床にも…。ゴミ?いや違う。こ、これはまさしくトッケーのウンコ!

オシャレか蚊避けかと思われた天蓋は、トッケーのウンコ避けだったのね…。

頭上3メートルはあろうかと思われる高い三角屋根の天井を見上げたら、
その真ん中にペッターンと奴が貼りついていた…。

あ、私…、バリ暦7年目にして、初かやぶき屋根でもあったわ…。