バリの何それ?!第54話2004.04.30発行

バリアンの秘薬〜×××をゴレンゴレン〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

性懲りもなく、またまたバリで原因不明の病気にかかってしまった。

最初はただの虫刺されと思い放っておいた背中や足の斑点が、やたら痛くなり、
徐々に脹らみ、皮膚が破裂し、出血が止まらなくなった。例によって、周囲のバリ人
からは「バリアンに診てもらえ」と言われたのだが、とりあえず病院へ…。

日常会話程度のインドネシア語はソコソコできるようになったhappyも、
医療専門用語となると全くちんぷんかんぷんなので、ドキドキしながら病院へ行く。
どーか難しいコトを言われませんように!と心の中で祈りながら問診を受けた。

ドクター : 「う〜ん。何かの感染症だね。」
happy : 「何かって何ですか?」
ドクター : 「う〜ん。何かで感染したんだろうけど、何かはわからないね。」
happy : (おぃぉぃ………。)

難しい病名は言われなかったものの、『何か』の方がよっぽど私を悩ませる。
まぁ今回は内蔵系ではなさそうだし、思い切ってバリアン治療を受けてみるか!
(メルマガのネタにもなるし…)と、初のバリアン治療を体験することにした。

バリアンにも、病気治療と得意とする者,気孔・ヨガを得意とする者,
精神面への働きかけを得意とする者,神様との会話を得意とする者…と、
いろいろいらっしゃるようなので、バリアン選びは、サクティ社にお任せした。

 

さてさて、バリアンの治療とは…?!?!

バリアンは、happyの皮膚に少し触れ、患部に手をかざしただけで、
「ここは体温が高い」「ここは平熱」「ここは血液の流れが良くない」と言い出した。

もちろん体温計やレントゲンなどは使わない。(…というか医療器具はナイ)
病院なら脇の下一ヶ所で測った温度が、その人の体温と判断するわけだが、
バリアンは、1人の人間の体温は1つではないと判断する。なるほど、ミョ〜に納得!

一通りの治療(?)が終わり、「すぐに薬を作りたいが材料がないので、明日の午後
までに作っておく。また来なさい。」と言われた。病院では原因不明と診断され、
薬も貰えなかったのに、バリアンはくれるのか!しかも自家製らしい!!

●バリアンの秘薬●とはどんなものか?翌日、楽しみにバリアン宅を訪れた。
そこには、強烈なニオイを発する黒い丸薬と、リポビタンD(←バリにもある)
の瓶に入ったドロッとしたこれまた臭い液体が…。

あまりにも不気味な香りなので材料を訊いた。飲む方(丸薬)はハーブや生姜を
つぶして固めたものらしい。そう言われると確かに草っぽいニオイだ…安心した。
塗る方(液体)は“ワニの油”だそうだ。バリアンのお弟子さんが、昨日
あれからタンブリガン湖まで行って、わざわざ子ワニを捕獲してきたらしい。

秘薬というわりには、バリアンはご丁寧に作り方まで教えてくれた。
「まず、子ワニの頭を叩いて殺してね、その後フライパンでゴレンゴレンする
(炒める)んだよ。それから油を抽出するために皮を剥いで……」

ヒィイイイ…!説明ストーップ!!
子ワニの怨念が肌に染み込むようですぅ。

ワニオイルのおかげか、丸薬のおかげか、今ではすっかりよくなりました♪