バリの何それ?!第38話2003.06.30発行

石と本とウンチの関係〜使わないからなァ…〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

バリアン(注参照)から聞く“石の話”はおもしろい。

先日、「もしも、トイレも川もない場所で急に●ウンチ●がしたくなったら
どうするか?」という話で盛り上がった。白髪白髭のそのバリアンは、いかにも
厳かな雰囲気のおじいさんなのだが、こういう話を真面目顔でするから余計面白い。

バリアンは諭した。「どんな形でどんな色でもいい。その辺の適当な
●石●を拾ってギュッと握り締める。すると不思議と便意はおさまる。
トイレ(或いはそれに準ずる場所)が見つかったら、石の神様に
お礼を言って握り締めていた石を地面に返すがいい。」

ホントかな〜?と半信半疑だったhappyだが、後日サヌールのビーチで
ソレっぽい好機(?!)に恵まれ、限界まで我慢して試してみた。
本当に石の中に神様は存在するのか…信じる者は救われるというか…
なんと!バリアンの言った通り、一時的に便意がおさまったのだ!

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ところで、happyは本屋でする立ち読みには30分と体が持たない。
●本●を立ち読みしているときに限って無性にトイレに行きたくなるからだ。

このことについては、昔からずっとなぜだろう?と思っていたのだが、
あるとき雑誌(日本の)で、「本屋で便意を催す人は意外と多い」
という記事を読んだ。その分析によると説は3つあって、「立ちっ放し姿勢が
腸の動きを活発化させる」 「夏の場合、冷房の効きすぎで腹を下しやすい」
「本の白い紙がトイレットペーパーを連想させる」だそうな。

中でもhappyがいちばん納得できたのは“トイレットペーパー連想説”である。
ところが、石の話のお返しにと思ってこの話をバリアンにしたら、その説は見事覆された。

「ワシらバリ人はウンチのあとにトイレットペーパー使わないからなァ…。」

あっ!そっか〜。“トイレットペーパー連想説”却下!!

 

*注…「バリアン」とはバリの祈祷(奇術・占い)師
冠婚葬祭にはなくてはならない人物であり、村の医者や裁判官のような役割をする。主にお祓いや
儀式の進行が仕事だが、呪いを解いたりかけたり、白と黒(右と左)の魔術を使うバリアンもいる。