バリの何それ?!第37話2003.06.13発行

ホテルマンの告白〜羨ましくない週休6日〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

わけあって、ウブドにコス(日本でいうアパートやコーポのようなもの)を借りることにしたhappy。
コスといっても、広い敷地内に部屋が一軒一軒の形で建てられたタイプ。キッチンはないものの、
家具・天井扇風機・シャワー・トイレ付き電気・水道代込みで、1ヶ月Rp.250,000の家賃は安い!
庭には数十羽のニワトリとヒヨコが放し飼いにされているので、朝っぱらからコケコケピヨピヨ
うるさいが、オーナーもお隣さんも人当たりがよく、バリ人にしてはお節介さがない。
こうしてhappyの快適ウブドライフが始まった―。

 

しばらくそこに暮らしてみると、ご近所さんは皆、その界隈でホテルマン
やロスメン(安宿)スタッフを職業としている人たちであることがわかった。

しかし、正午を回っても、皆さんいっこうに出勤する気配がない。奥さんたち
は掃除・洗濯・料理・神様へのお供え物作りで毎日忙しそうだが、どこの家庭も
旦那さんたちは、庭に花を植えたり、子供をあやしたり、昼寝をしていたり…。

バリ人にお節介されるのは大嫌いなhappyが、お節介ながらも興味半分
で尋ねてみた。「仕事に行かないの?」と。すると「今日は休みだ。」
返ってくる言葉は皆同じ。

アヒルは毎日労働していますが…

これはある3人の●ホテルマンの告白●である。

 

◎Wさん (35歳・ホテルフロントスタッフ):
2ヶ月前からホテルの就業システムが変わった。お客の減り具合に
合わせて組まれた新しい従業員ローテーションでは、週休6日制になった。

…ってことは週1出勤?いーなそれ。え?給料は歩合制?!やっぱイヤ…。

 

◎Mさん (25歳・ロスメン清掃スタッフ):
もう4ヶ月分も給料が出ていない。ボスにはかけあったが金がないと言われた。
給料の出ない仕事を頑張るのもバカバカしいので、涼しくなる夕方に出勤する。

…給料出ないのにまだ勤めてるの?……。すごいなそれ。

 

◎Nさん (28歳・ロスメン調理場〜清掃すべて担当):
客の入りは結構イイのに、去年11月から給料がストップ。
ムカツクのでお客さんの朝食に古い卵やパンを出した。
ベッドシーツも洗うのは疲れるから、洗ったフリして裏返しに敷き直しておいた。
その他諸々の悪事もバレてクビになった。

…うぉいっっ!!お客に八つ当たりするなよ〜!