バリの何それ?!第36話2003.05.24発行

ウマい話〜騙されたジゴロ〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

これまでクタビーチで日々ナンパに明け暮れ、日本人はもちろん、
アメリカ人、オーストラリア人、台湾人…女の子を口八丁手八丁で騙し、
手広く稼いできたジャワ人A。
ところが、「ノートパソコンのお土産を持って4月にはバリに行くね!」
とメールをくれた日本人の彼女は未だ現れないし、
「一緒にレギャン通りでサーフショップを開こう!」と約束したオージーの
彼女からは、今月初めに「やっぱりやめる…」との電話がかかってきた。

テロ、戦争につづくSARSの影響で、観光客からの金が入らなくなり、
大打撃のバリ島。観光ガイドやホテル従業員だけでなく、
こういったビーチボーイたちも、当然、リストラ(?!)の煽りを受けている。

そんな折、Aの耳に飛び込んできたちょっと●ウマい話●
「日本人専用のジゴロ紹介ウェブサイトがあるからそこの会員にならないか?」
というもの。なんでも、入会金Rp.500,000を払って会員になると、
自分の顔写真と自己PRがウェブサイト(ホームページ)に載るらしい。
その後、そのHPを見た日本人女性が遊びたい相手を選び、
インターネットを通して、ジゴロに予約が入るというシステム。

このシステムなら、観光客の少ないビーチで必死にナンパする必要はないし、
他のジゴログループと客を奪い合うといういざこざも避けられる。
しかも、客の目的は既に決まっているのだから話は早い。たとえ客から
金を騙し取れなかったとしても、サイトを経営している会社からマージンが入る。

当然そのウマい話にすぐさま飛びつき会費を支払ったAだが、
待てど暮らせど、ジゴロ予約の電話は入らない。
「もしかして…」と不安に思ったAから先日相談を受けた。
「このHPなんだけど、日本語読めないから訳してくれる?」と。

話を聞いただけで、騙されてるよ…と思ったhappyだが、一応
そのHPを開いてみると、なんとそこは、若くて素敵な男の子の顔写真が
ずらりと並んだ東京新宿の某ホストクラブ公式(?)ホームページ!

もちろんAの顔写真は載っていないし、万が一載っていたとして、
万が一、客から指名があったとしたら…
アンタ、日本まで行かないとお客に会えないよ…。