バリの何それ?!第34話2003.04.25発行

安かろう悪かろうの法則〜値段交渉の勝者とは?!〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

商品価格が売り手と書い手の値段交渉によってなされるバリ島だから、その
駆け引きのタイミングと、相手の心理を読むことが、商品売買の勝敗を左右する。

 

普段はバイクで行動するhappyだが、ある時「観光がしたい」と思い立った。
ちょっと遠出になるし、バリ中部を山越えするつもりだったので、
途中雨になることも考えて、レンタカーを借りることにした。

さて、問題は“どこでレンタカーを借りるか”である。
以前、大手レンタカー屋へ行ったら、「免許証を持っていない日本人
には貸せねーよ。」と断られた。それに、レンタカー屋の車は
掛け捨ての保険料が込みなので、レンタル料金もバカ高い。

そこでタバコ1箱を持って、オランジャラン(道にタムロして客を探している人)
に話しかける。happyはタバコは吸わないのだが、相手が男性の場合、
値段交渉のときにはタバコが必須アイテムとなる。

オランジャランの話に混じって、その中で車を貸してくれそうなオヤジを探る。
「1本どうぞ。」とタバコを差し出し、さりげなく「最近、景気どうよ?」的な話
をもちかける。観光客激減の昨今。景気が良いなんて話はゼッタイ出てこない。
話の区切りがついたところで「じゃあまた…」と、ワザとタバコをその場に
置き忘れ、その場を去る(フリをする)。当然、オヤジが「タバコ忘れてるよ〜。」
と声をかけてくれる。すかさず「全部どうぞ!」と気前よく振舞う。

5分後、もう一度その場へ行き、さっきのオヤジに、
「車借りたいんだけど、安いのないかな?」とお願いする。
オヤジにしてみれば、先ほどタバコを1箱ももらった手前ナイとは言えない。
思いっきり安い値段で車を貸してくれることになる。

happyが心の中で、値段交渉に「勝った!」と感じる瞬間である。
逆に、そのオヤジは「やられたぁ」という顔をしている。
(happy、バリ人のこういう情に厚いトコロが大好きだ。)

レンタカー屋に行かなくても車は借りられる

さあ翌朝。安く借りた車で出発した。ガソリンが満タンだったらラッキーなの
だが、カラッポなので最初にGSに立ち寄る。まぁこのくらいは投資しなきゃね。
ところが、山越えの途中、タイヤがパンクした。あー、ついてないなぁ…と思い
つつ予備タイヤに交換し、町に出たところでタイヤを修理する。思わぬ出費だ。
やっと快適ドライブ〜♪と思いきや、今度はなんとギアノブがすっぽ抜けた!!!!

う〜む。値段交渉の真の勝者はオヤジであったか…!

今更ながら●安かろう悪かろうの法則●がバリ島にも
存在することを再認識したhappyであった。