バリの何それ?!第30話2003.01.10発行

騙されまくり人生〜happy、一生かかっても…〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

バリ島にいると、happyは●騙されまくり人生●である。いや、“騙された”と
思っているのは私だけで、相手にとっては、ほんのジョークに過ぎないのだが…。

バリ人には冗談好きが多い。ある人が「冗談は自分だけじゃなく、
周りの人にも笑顔を与えるんだよ。」と言っていたが、私はそうは思わない。

多分、happyは根っから日本人気質なのだ。
私にはバリ人の言う“冗談”と“ウソ”の境界線が判らない。
私は思い込んだらそれ一つだし、冗談が冗談で済まされない性格なのだ。
ある冗談が原因で、バリ人と取っ組み合いのケンカになったこともある。
もし、「日本人にはジョークが通じないからなぁ…。」
と言うバリ人がいたら、それは私のせいかもしれない。

 

買い物袋を両手に提げて道を歩いていたら、バリ人Nがバイクで通りかかった。
「ついでだから乗せてあげるよ。」と言うが、日本人がノーヘルで警察に
捕まると罰金も高いので、「ヘルメットを持ってないからいい」と断ると、
「ボクの父さんはポリシ(警官)だからダイジョーブ!」と言う。

日本だったら考えられない発想である。自分の身内に警官がいたら、むしろ
交通マナーを意識するのが普通。だがココは違う。親兄弟に警察関係者がいると、
ルール違反が許されたり優遇されたり…。それはそれは強〜い見方なのだ。

後日、Nとノーヘル2ケツで検問近くにさしかかった。おもむろにUターンするN。
happyが「お父さんポリシだから大丈夫なんでしょ?」と言うと、
「あぁ、あれはジョークだよ。」ときたもんだ。マイッタ…。

バリ人Mの旦那さんが刺青店を始めた。
かねてから「バリのタトゥーは痛くない!」と断言していたので、
開店祝いを兼ねてタトゥーに挑戦しようと思った。

しかし一針でギブアップ。死ぬほど痛かった。
「うそつき!」と文句を言ったら、「あれはジョークだ。」ときた。
ジョークじゃ済まんだろう。ちなみに、上半身タトゥーだらけのMの旦那は、
麻酔を使って入れたそうだ。マイッタ…。

ある日雑談の中で、バリ人Yが恐ろしいことを口にした。
「昨晩、隣の家に泥棒が入ったんだ。捕まえたらジャワ人
だったから、村人全員で殺して捨てたよ。」―――と。
「またまたぁ、ジョーダンでしょ?!」と思っていたら本当だった……。

happy、一生かかってもバリ島を理解することはできません。