バリの何それ?!第22話2002.08.23発行

無料でインターネット〜ワリカンにしてよぅ!〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

インドネシア語が理解できるようになるにつれて、
摩訶不思議だと思うことも減ってきたかというとそうでもないが、
ギモンだったことが一つずつ解決するようになった。

その一つが、インターネットカフェ(ワルネット)での不思議である。

バリには、日本のネットカフェのように広々していて、
パソコンが50台も60台も置いてあるという店は少ない。
せいぜい3〜4坪の店舗にパソコンが4台くらい設置されている規模である。

happyは、自宅の途切れ途切れになる電話回線を使ってのインターネット
より、ネットカフェの方が停電も少なく快適に繋がるので、よく利用する。

しかし不思議なのは、ネットカフェの入り口にはいつも数人のバリ人が
座りこんでいて、私が店に入ると、まるで後をついて来たかのように
同じく店に入るのである。そして、私がインターネットを終えて席を立つと、
隣のバリ人も、背中合わせでネットをしていたバリ人も同じく席を立つ。

なぜだろう?と思ってはいたが、料金をボラれるわけではないし、スリに遭う
わけでもないし、店主の愛想がいい店なので、店を変えることはしなかった。

 

ある日、happyがこのネットカフェに入ると、高校の制服を着た女の子たちが、
ドヤドヤっと入ってきた。バリだろうがどこだろうが、女子高生が3人集まれば
キャーキャーこうるさいのは万国共通。ものすごい勢いでしゃべりまくる…。

「あ、日本人だ。今よ!今のうち!」
「インターネットがタダでできるチャンスよ♪」
「私が先よー。e-mail送りたいんだからっ!!」

横で店主が「シーッ」とやっているのにもお構いなしの女子高生。さすが…。

なるほど―。私がお金を払って、パソコンをインターネットに繋いでいる間、
彼女たちはLANで他のパソコンを繋いで●無料でインターネット●ができるのだ。

その後、店主が言った。
「今まであなたを騙すようなことしてごめんね。でも、あなたがネット料金を
払ってくれているおかげでみんな潤うんだ。みんなお金ないからサ……。」

 

あぁ、そんな風に言われたら「ワリカンにして」って言いづらいじゃないか!