バリの何それ?!第19話2002.07.10発行

イタリアンランチ〜どんな食べ物かが分かんない〜

インドネシア・バリ島での摩訶不思議体験談&失敗談&バカ話

海外旅行を計画するにあたり、食べ物のことを心配する人は多い。
特に、行き先が東南アジアとなると、口から火を吹くような辛い食べ物
しかなかったらどうしよう…と考える人も少なくないだろう。

しかしバリ島は大丈夫。世界的な観光地である。
バビグリンやナシチャンプルなどのローカル料理の他に、街中やホテル内では、
フレンチ・メキシカン・タイ・中華・日本料理…と世界各国のメニューがそろう。
その上、素材が良いのか、料理人の腕が良いのか、どれもこれもとても美味しい!

インドネシア料理店でも本格的なパスタが味わえたりする

ところでhappyは、ワルン(大衆食堂)で食べるローカル料理が大好きなので、
滅多にレストランへ行くことはないのだが、先日、大きな仕事を一つ終えたので
打ち上げを兼ねて、それまで仕事を手伝ってくれていたインドネシア人のJさんを
●イタリアンランチ●に誘った。

その店の2階テラス席は、目前に森の緑と海の青が広がる大パノラマであった。
茅葺の高い天井には、竹鈴が涼やかな音色を奏でていた。
ウエイターのパリッとした白シャツに黒い蝶ネクタイが、
なんだかバリっぽい店内に不似合いなのだが、高級感が漂う。
食材はイタリアからの空輸と、バリで採れるものを代用しているそうだ。

「さあ、何を食べよう?」と、happyとJさん、メニューを広げる。
…が、困った!料理が豊富すぎてオーダーに迷ったのではない。
メニューに書かれている文字(←イタリア語&英語で記載)が読めなかったのだ。

「う〜ん、英語よめないなぁ。」とつぶやきながら、Jさんに助けを求める視線
を送る。ところが、Jさんも何やら困っている様子…。じっとメニューを見つめ、
「う〜ん、英語もイタリア語も読めるけど、どんな食べ物かが分かんないなぁ。」

 

聞けばJさん、イタリアン料理は生まれて初めてとのこと―――。
その後、happyのいんちきインドネシア語と、Jさんのカタコト日本語で、
20種類以上ある“パスタ”の解読から始まって、“ラビオリ”までには
とうてい辿り着けなかった。

そして、調味料のオリーブオイルが器に入って出てきたのを
フィンガーボウルと間違えて、手を洗ってしまう始末…。
お気軽なイタメシ(炒飯=ナシゴレン)にしときゃよかった…。